The sky is far away…

ふぁあ(@falamence)のポケモン雑記です

【S34最終184位/レート1907】ばしゃばしゃ高火力サイクル

【はじめに】

こんにちは、ふぁあです。S34お疲れさまでした。

今期は最終日に構築が無いまま4桁スタートだったのですが、最終日夜に友人のAI(@AI__pokemon)にもらった構築が強く、自身初のレート1900を達成できました。

他人の構築なのですが、使用して強かった点などを中心に、備忘録として感想を残そうと思います。最後まで読んでいただけると幸いです。

 

 

【個体紹介】

カイオーガ@こだわり眼鏡

潮吹き/冷凍ビーム/雷/波乗り

H252-B4-C252↑

 

ばしゃばしゃ水かけポケ。今まで眼鏡オーガの魅力を分かっていなかったのだが、使ってみるとめちゃくちゃ強かった。受けに来たラッキー・ナットなどを破壊したり、ネクロの電磁波と合わせて有象無象を縛ったりする。少し削れても潮吹きの火力がめちゃくちゃ出るので、ダイマを切らなくても打ち合いが強いのが偉い。火力お化け過ぎて使ってて楽しかった。

 

ネクロズマ@ゴツゴツメット

H252-B252↑-D4

メテオドライブ/電磁波/地震/月の光

 

ザシアン受け。ザシアンに後投げしつつ、裏に電磁波を巻いてテンポをとれるのが強い。ザシアン入りのほとんどの構築に選出し、堅実に仕事をこなしてくれた。

 

Wキュレム@突撃チョッキ

H52-B4-C68-D156-S228↑

フリーズドライ/シャドーボール/大地の力/絶対零度

 

最速ランドまで抜ける速いチョッキWキュレム。90族特殊禁伝に対し上からダイアースできるのが偉い。速いのでHPがミリでも仕事ができ、S振りが生きると感じた場面は多かった。ほとんどの特殊禁伝に対して有利をとることができ、裏にネクロを添えることに幅広い構築に選出できるのが強かった。また上振れ要素が多く、かなりの運勝ちを生産してくれた。

 

イベルタル@黒い眼鏡

H172-A196↑-B12-D12-S116

イカサマ/ダブルウイング/不意打ち/羽休め

 

サイクルを回しながらダイマエースになれるHASベースで、黒バド入りに主に投げる。ダイマ圧力が強いポケモンなのでダイマをケアした動きをかなりされたが、そこに合わせてイカサマで引き先に負荷をかけたり、羽休めで相手のダイマをいなしたりと器用な立ち回りができる。サイクルを回しながらダイマも使えて万能みたいな顔をしているが、刺さらない時はとことん何もしないので選出しどころを見極めるのが大事だった。

 

ザシアン@朽ちた剣

H172-A252↑-B4-D4-S44

巨獣斬/サイコファング/ワイルドボルト/電光石火

 

特化ザシアン。ダイナ意識のサイコファングとホウオウ意識のワイボを持っているが最終日まったく当たらず、どちらも1回も打たなかった。構築単位でナットレイがとんでもないのでインファの方が強いと思う。あまり投げなかったが、イベル・ゼルネ・ジガルデあたりが重い時に対面駒として選出し、しっかり仕事をしてくれた。

 

霊獣ランドロス@ラム

H4-A252-S252↑

地震/空を飛ぶ/身代わり/剣の舞

 

ディアルガ・ジガルデあたりを見るためのラム身代わり。ディアルガが構築単位でかなり重いが、初手にディアルガと対面させて身代わりで初手ダイマをいなしながら処理していた。1900チャレでカバ+ディアルガ+ザシアンを3タテし、選出回数こそ少ないものの、出したときは大暴れしてくれた。

 

【選出】

ほとんどが

@1

 

特殊をWキュレム、ザシアンをネクロで見つつ、オーガでサイクル破壊したり電磁波と合わせて縛ったりする。一番回数が多く、かつ強かった選出。

 

黒バドを重めに見た選出。イベルが腐ると負けるので後半はほとんどしなかった。

 

vsディアルガ。ランドとWキュレムディアルガを倒し切れるかが鍵

 

【重いポケモン

ナットレイ

誰も勝てない。キュレムの零度で凍てつかせるかオーガの眼鏡潮吹きでゴリ押す。

ディアルガ

ダイマされると誰も勝てない。ランドで頑張る。

 

【勝因分析】

本構築の強かった点について、使ってみての感想を以下に記す。

 

1 電磁波ネクロ+眼鏡オーガによる圧力

ネクロズマはザシアン受けとして固有の性能を持つが、交換先に対する圧力の低さが課題のポケモンだと思う。本構築では電磁波を交換先に入れることにより、後出しされたポケモンを眼鏡オーガで縛る動きが強力だった。眼鏡オーガの選出により、ネクロの交換先への圧力を最大限高められているのが大きな強みだと感じた。

 

2 ザシアンへの打点

イベルタル・Wキュレムはザシアンに明確に不利をとるポケモンである。しかし、イカサマ・大地の力によりどちらも後投げザシアンに対して大きな負荷を与えることができ、複数回の後投げを許さない。

 

1,2に示すように、本構築は交代先に与える負荷が大きい攻撃的なサイクル構築だったと思う。全体的な火力が高い現環境において、サイクル構築は「受けきる」ではなく「相手を先に削りきる」という視点が重要である。その点で、数回の交換を許容しながら相手に大きな負荷を与えることのできる本構築は環境にうまく適応していたと思う。

 

【おわりに】

今期は直近20戦の戦績が18-2の時間帯があり、非常に高い勝率を保つことができました。総じて運はよかったですが、連勝中は普段に比べてプレイングが冴えわたっている(いわゆる"ポガイが降りている")感覚があり、その勢いで1900まで走り切ることができたという感想です。最終日に勝ち切る感覚をつかめたのは大変良い経験になりました。

今後はレート2000を目標に、精進しようと思います。

 

【Special Thanks】

・構築をくれ、合宿で家を空けてくれたAI

・合宿で一緒に戦ったつじ、ouncer

・ポチべ向上に貢献してくれた京ポケのみんな